ライター夫婦が教える「夫婦で在宅」のコツ【コロナ離婚対策】

この記事は約8分で読めます。

在宅勤務が当たり前になると、夫婦の関わり方もこれまでとは変わってきます。パートナーに思うところがあっても、互いに避けることで耐えていられた。しかし今回のコロナ禍がそうした不満の種を浮き彫りにしました。

今回は、コロナショック前から夫婦で在宅勤務をし続けているフリーライター夫婦の私たちが「夫婦で在宅」のコツを解説します。

外出自粛の現在、家庭内の空気がぎくしゃくしているという方は、ぜひ参考にしてください。

「#コロナ離婚」とは

コロナ禍が夫婦に及ぼす影響のひとつが、「#コロナ離婚」というハッシュタグに強く表れているなと感じました。

4/17午後8時~4/18午前1時までの5時間での関連ツイート数は100を超え、トレンド入りするほどではないまでも「パートナーに対する不満」が募っていることが見て取れます。

ツイートの内容は「夫(妻)への不満」をこぼしている点は共通しますが、その立場は両極端です。

「こんなときに飲み会に行くなんて信じられない!」というイライラする側の視点のツイートもあれば、「イライラの吐け口にされるのがもう我慢ならない」という、怒りをぶつけられて困惑している側の視点のツイートも散見されます。

>>「#コロナ離婚」の関連ツイートを見る

参考コロナで高まる離婚願望 「避難所」運営者も在宅で破局|朝日新聞デジタル

「夫婦で在宅」が離婚に繋がる原因と対策

夫婦で在宅のコツを解説する前に、まずは夫婦で在宅でいることが離婚に繋がる原因と、それぞれの対策について解説します。

我慢していた欠点が浮き彫りになる

結婚してからこんなに顔を突き合わせていたことなんてない。

そんな夫婦も多いのではないでしょうか?

結婚前はかわいく見えていた欠点も、子どもが生まれた今となっては「いい加減大人になってよ」「これぐらいやってよ」と感じてしまう。

子どもがいない共働き夫婦ならなおさらで、お互い1人前の社会人として働いているからこそ、もろもろの家事も同じようにこなすべき。

そういった不満が、在宅勤務が当たり前になると噴出します。在宅勤務前までは、意識すらしていなかった欠点が浮き彫りになることもあるでしょう。

不満はどんどん膨れ上がりますので、不満を抱いたらその時点で話し合うことが大切です。

話し合いが大切な理由は、下記記事でも詳細に解説しています。

>>夫婦の話し合いが大切な2つの理由【分かり合うことが目的ではない】

なお下記記事では、夫の目線から妻の話を聞くコツについても解説していますので、パートナーの話をしっかり聞きたいという方はぜひあわせて参考にしてください。

>>妻の話の上手な聞き方【真剣に聞かないのが一番のコツ】

収入が減る不安によりイライラする

在宅勤務によって、多かれ少なかれ収入が減ったご家庭も多いはず。

前向きな転職などによる収入減でも耐え難い不安感がありますから、それが環境によって否応なく収入が減ったとなればイライラするのも仕方ありません

直接的に表現しなかったとしても、不安やイライラは言動の端々に影響を与えます。

いつもなら聞き流せた言葉が聞き流せなかったり、いつもは何かのついでにやってあげられた家事がおっくうになったり、それをやってくれないことが妙に気に障ったり。

お互いにイライラした状況では、家庭内の空気がぎくしゃくするのは避けられません。

まずはいま生活するのに必要なお金と、いまあるお金がどれくらいなのかを正確に把握することから始めましょう。

>>夫婦で取り組むお金の不安を解消する方法

危機意識の違い

「#コロナ離婚」のツイートを見ていて驚いたのが、「ちょっと出かけてくる」とふらっと外出するパートナーの存在です。

この状況で、ましてや子どもやお年寄りのいるご家庭では、そんな無神経な振る舞いにイラっとするのも無理はないですね。

もちろん、わたしが目にしたのは一方的なツイートなので、もしかしたら外出された方にも何か事情があったのかもしれません。

それでも、「この事情なら出かけても仕方がない」とお互いに共有できていない場合は、どんなにその理由が正当なものであっても、ストレスになってしまうのです。

たとえば「母親が具合を悪くしたそうだから様子を見てくる」という理由を知れば納得できても、それを一切言わずに出かけたとしたらさすがにびっくりしてしまいますよね。

話し合いをするうえでは、最低限のルールをお互いに守ることが大切です。

夫婦で話し合うときに気を付けたい具体的なポイントについては、下記記事をご覧ください。

>>夫婦で話し合うときに守りたい7つのルール

先の見えない状況による不安感の増大

特殊な状況が心理に与える影響ははかり知れません。

普段どんなに仲がよい夫婦でも、どんなにケンカの原因らしい原因がなかったとしても、先の見えない状況によって不安定になることはあります。

わたしたち人間は、「もし大変なことになったらどうしよう」と危機を想像することによって、事前に危険を察知して未然に防ごうとします。

しかしこの想像が過度に働くと、その不安感そのものが伝播してしまい、パートナーや家族、子どもに影響を与えてしまうのです。

こんなときは、「どうしよう」と考えるのではなく、「こうしよう」と考えることが大切。漠然と不安を抱くのではなく、「いざというときのためにこうしよう」と主体的に選択していくことで、過剰な不安を抑えることができます。

参考新型コロナが人に与える心理面の影響とは? 「大人の予期不安が子供に影響を与える」と専門家

「夫婦で在宅」のコツ

続いて、夫婦で在宅勤務をするときに押さえておきたい具体的なテクニックについて解説します。

夫婦の仲にも礼儀あり。声をかけるときは前置きを

親しき仲にも礼儀あり、と言いますが、これは夫婦でももちろん同様です。

お互いに同じ部屋で仕事をしているときに、気軽に「ねえちょっと」なんて話しかけるのは避けたほうが無難。

オフィスで話しかけるのと同じように、「今ちょっといいかな?」と前置きしましょう。

そんな他人行儀な、と思われるかもしれませんが、集中しているときに話しかけられるのは相手が誰でも嫌なものです。

夫婦が別々の仕事をしているならなおさら、最低限の気遣いと配慮は欠かせませんよ。

休憩時間を意識的にとる

在宅勤務は、オフィスワークのように不意に話しかけられる機会も少ないため、ただでさえ集中しやすいので働きすぎてしまいがち。

そのため、たとえば3時のおやつは必ず取る、といった具合に休憩時間を意識的に取ることが大切です。

ただしこれも前述の通り、一方的に「おやつにしよう」ではかえって迷惑になりかねません。

きちんと事前に話し合っておくか、あるいはキリのよさそうなところで声をかけるといった気遣いをお忘れなく

運動や買い物はあえて別々に

ただでさえ顔を合わせる時間が増えますので、身体を動かすための散歩や、生活必需品の買い出しなどの際にはあえて一人ひとり別々に出かけるというのも効果的です。

そうすることで、外出自粛の期間中でもひとりの時間を無理なく確保することができますよ。

お互いに個室があったとしても、家の中でひとりになるのと家の外でひとりになるのではやはり感覚が違います

可能な範囲で、積極的にひとりの時間を確保しましょう。

家事は分担して当たり前だけど当たり前だと思わないこと

在宅勤務になる避けられないのが、いつもは作らなくてよかった人の分まで料理を用意しなければならない、といった家事負担の増大です。

そしてそんな状況でありがちなのが、いつも作ってもらっているから在宅勤務期間中も作ってもらって当たり前、と受け取ってしまうこと。

「1人分も2人分も変わらない」と言っていいのは普段から作っている人だけで、作ってもらう側がその意識でいてはいけません。

できることなら毎食「ありがとう」とお礼を伝えましょう。もちろんその他の家事も同様ですよ。

また反対に、「普段やっていないのだからこれくらいやって当たり前」と、パートナーの配慮に対してお礼を言わないのもNGです。

どんなささいなことでもお礼を言い合うことで、お互いにモチベーションを保つ努力をしてみてください。

なお、そもそもパートナーがぜんぜん家事をしない!とお困りの方は、下記記事もご覧ください。

>>家事をしない夫に家事をさせる方法

WEB会議の音漏れなどにも配慮しよう

在宅勤務になると、どうしてもWEB会議の頻度が増えます。

そこで気を付けたいのが、WEB会議をしている際のあなた自身の声のトーンや周囲への影響です。

静かな図書館で大きな声で電話するのがマナー違反であるように、WEB会議においても同じ部屋にいる人へ配慮しなければいけません。

まずするべき配慮としては、もしもパソコンのスピーカーから相手側の音声を出力しているのなら真っ先にイヤホンやヘッドセットを用意すること。

個人的には、周囲への配慮がしやすい片耳タイプをおすすめします。

なお、具体的な機材については下記記事でも触れていますので、もしよければ合わせてご覧になってみてください。

>>WEB会議を効果的にするビデオ通話のマナー

まとめ

今回は、#コロナ離婚の流れを踏まえて、在宅勤務が夫婦に与える影響と対策、そして共働き夫婦におすすめの「夫婦で在宅」のコツについて解説しました。

在宅勤務は、慣れればとても便利な働き方ですが、慣れるまでは収入的にも精神的にも不安定になりやすいと言えます。

大変な時期を夫婦や家族で乗り越えられるように、ぜひ今回の記事を参考にパートナーといっしょに対策を練ってみてください。

今回の内容が、その糸口になれば幸いです。

>>その他の夫婦に関する記事はこちら

タイトルとURLをコピーしました