【ADHDの妻から学んだ】主語がない夫・妻と会話するコツ

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主語や目的語がない人との会話って難しいですよね。勝手に解釈して間違えるとこちらが悪いみたいになるし、かといっていちいち聞くのは面倒だし……。

意見がぶつかったり、話し合えなかったりするよりも、話し合えているのに噛み合わない状態は悲しいものかもしれません。

そこで今回は、ADHDの妻を持つ夫の立場から、主語がないパートナーと会話するコツを解説します。

「妻や夫が主語を言わなくて会話が成立しない!」とお悩みの方は、ぜひ参考にしてください。

主語がない理由・原因

まずは、なぜ主語がないのか、理由や原因について考えていきましょう。

言わなくても分かると思っている(依存)

多かれ少なかれ、付き合いが長いから分かると思っていた、といった油断のようなものはあります。

特に夫婦ともなれば、四六時中いっしょにいるんだから分かるだろう、と思ってしまうのも無理はありません。

また主語がない人のなかには、親兄弟とはそれで問題なく話せているという人も多く、それも主語を言わない傾向に拍車をかけていると言えるでしょう。

脳の違い(ADHD)

油断だけでなく、そもそも脳の構造の違いによって主語を省略しやすいということも考えられます。

本人の意思でどうにかなるものではないと知ると、ちょっと見方が変わるのではないでしょうか。

なお、ADHDの詳細については下記記事もご覧ください。

>>ADHDとは

>>ADHDの妻との付き合い方

扱う言語の違い(HSP)

HSPならではの観察眼の鋭さがゆえに、本人からすれば言わずとも分かることなので言語化するのが難しいと考えることもできます。

HSPも生まれ持った気質なので、治そうとして治るものではありません。(そもそも医学的な用語ではないので、治る、といった表現をするべきでもありません)

ボディランゲージやアイコンタクトなど、言葉以外で伝わる情報は想像以上に多いもの。『メラビアンの法則』では、会話の9割は非言語情報だと言われています。

メラビアンの法則
  • 言語情報(話の内容や文脈):7%
  • 聴覚情報(声のトーン・テンポなど):38%
  • 視覚情報(見た目など):55%

温泉などでメガネを外した状態での会話(視覚情報に頼れない状態での会話)に難儀したことがあるので、個人的にこの感覚はとてもわかります……。

主語がないパートナーと会話するコツ

主語がない理由を見て、少なくとも悪気があるわけではないということや、本人の意思だけでどうにかなるわけではないということがお分かりいただけたでしょうか。

ここからは、具体的にどうやって主語がないパートナーと会話していくかを解説します。

主語がない側に責任を押し付けない

まずはじめに、主語がない側が悪いと決めつけないこと。そもそも夫婦の問題に、いいも悪いもありません。

話し合うことが目的のはずですので、目的を達成するためにお互いに歩み寄りましょう。

「主語を言ってくれれば伝わるのに」と思うかもしれませんが、「分からないなら聞いてくれればいいのに」と思うのも同じですよね。

一般論としてどうかではなく、夫婦のなかでどうすることが最適解なのかを二人で考える姿勢を忘れないでください。

自分なりの答えを返してみる

主語がない人の話に対して、反射的に「主語がなきゃ分からないよ!」と言う前に、ちょっと冷静に考えてみてください。

たとえば時間、いっしょにいる人、その前後に会っていた、あるいは会う予定の人、普段の行動習慣などなど、主語が無くても意外と考える材料はあると思いませんか?

ちょっと考えて、自分なりに「こういうこと?」と答えてみてください。

それで合っているかどうかが重要なのではありません。

そこであなたなりの答えを返すことで、「今の話で伝わっていないんだ」と伝えることができます。「主語がないから分かるように言ってよ」と返しても、具体的にどのように直せば伝わるのか、その材料がないのです。

なぜそんな手間をこちらがかけなきゃいけないの、なんて悲しいことは言わないでくださいね。夫婦ならそれくらいいいじゃないですか。

想像の精度を上げる

前述の「自分なりの答えを返す」を繰り返していると、想像力の精度が上がってきます。

すると結局、主語を言われても言われなくても、どちらにせよ問題になるケースそのものが減ってくるのです。

そのうえで、どうしても想像で補えないことは伝えるようにするといいでしょう。

まとめ

「どうして主語を言ってくれないんだろう」「何回も言っているのになぜ分かってくれないんだろう」

主語を言わないパートナーもまた、「なぜこれで分からないんだろう」と思っているはずです。それに対して、「普通の人はそれくらい分かる」とか「一般的にそうするものだ」とか「言葉ってそういうものだ」なんて、大きな主語で責めないでください。

本来の言葉がどうであれ、夫婦の間だけで通じる共通言語があってもいいはず。せっかくパートナーになったのですから、2人の間でしか通じないルールづくりを楽しんでみてはいかがでしょうか。

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