メンタルケア心理士とは|資格概要から求人情報まで徹底解説

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この記事では、心理カウンセリングの入門者にもおすすめの資格「メンタルケア心理士」について、その概要から資格取得方法、取得を目指すのにおすすめの講座や、さらに取得後の求人情報までを徹底的に解説します。

なおメンタルケア心理士講座の資料請求はこちらまでどうぞ。

メンタルケア心理士とは

まずは、メンタルケア心理士という資格について、概要やメリット、その他の資格との違いなどを解説します。

資格の概要

メンタルケア心理士とは、心理カウンセリングや心理療法の知識に加えて、コミュニケーションを円滑に進める際に求められる基礎的な能力を証明するための資格です。

メンタルケア学術学会と生涯学習開発財団がダブル認定する民間資格で、受験には受験資格が求められます。受験資格は指定の通信講座を受講すれば取得できますが、平成29年の平均合格率は54.2%と決して簡単な資格ではありません。

厚生労働省のジョブ・カードにも記載可能な資格であり、公的に認定された資格の一つであるということもできるでしょう。

また資格が役立つことが想定される対応範囲は医療・福祉・教育・産業・公共サービス等あらゆるシーンが含まれます。

資格を取得するメリット

メンタルケア心理士を取得するメリットは、次の通りです。

メンタルケア心理士を取得するメリット
  • 心理学の知識だけでなく、薬学、解剖生理学などに関する基礎知識が身につく
  • 福祉・医療・教育など幅広い分野で活かせる
  • 来談者中心療法、傾聴姿勢、インテーク面接などカウンセリングの基礎が学べる

傾聴・受容・共感といったカウンセリングにおける基本的な心構えについて学べるので、普段の生活でも役立つような、コミュニケーション能力を向上させられる可能性が高いと言えるでしょう。

その他の資格との違い

ここでは、メンタルケア心理士とその他の資格との違いについて解説します。

メンタルケア心理士と産業カウンセラーの違い

メンタルケア心理士と産業カウンセラーでは、活躍を想定したフィールドが異なります。

産業カウンセラーは名前の通り活躍の場として産業・企業を想定しているのに対して、メンタルケア心理士は薬学などに関する基礎知識も習得できるため、医療や福祉などの分野での活躍が期待されます。

一方、学習量としては産業カウンセラーのほうが圧倒的に多く、受験資格取得のためには通学制で7ヵ月、通信制で12ヵ月の講座受講が必要です。

参考:産業カウンセラーになるには・必要な資格・仕事内容・全国の求人

メンタルケア心理士とメンタルケアカウンセラーの違い

メンタルケアカウンセラーは、メンタルケア心理士の下位資格に該当する資格です。

メンタルケア心理士との大きな違いは、講座を修了すれば資格が得られる修了認定資格である点。そのため、心理学に触れるのが完全に初めてという初学者や自信のない方の場合は、メンタルケアカウンセラーから始めるという手もありでしょう。

なお、メンタルケア心理士のさらに上位資格としてメンタルケア心理専門士があり、それぞれ文部科学省後援のこころ検定において次の級に対応しています。

  • こころ検定3・4級……メンタルケアカウンセラー
  • こころ検定2級……メンタル心理士
  • こころ検定1級……メンタル心理専門士

メンタルケアカウンセラー®とは|資格概要から求人情報まで徹底解説

メンタルケア心理士になるには

続いて、メンタルケア心理士になるための方法や、かかる費用などについてです。

メンタルケア心理士取得に必須の書類

メンタルケア心理士の資格取得に必須となるのは、次の書類です。

メンタルケア心理士資格登録申請必須書類
  • 文部科学省後援こころ検定2級合格証

上記に加え、下記のいずれかの書類

  • メンタルケア心理士講座受講修了証
  • 認定心理士の資格を保有している者
  • 産業カウンセラーの資格を保有している者
  • 当学会の「学士・修士受検規定」に基づいた、文部科学省の定める4年制大学心理学部、学科または心理隣接学部、学科卒業者

必須となる、文部科学省後援の「こころ検定2級」の範囲については、メンタルケア心理士講座を受講することでカバーすることができます。

認定心理士や産業カウンセラーなどを持っていない場合は、メンタルケア心理士講座を受講するのが一番の近道と言えるでしょう。

その他の詳細に関しては、下記もあわせてご覧ください。

参考:メンタルケア心理士(R)認定試験について|LCM

メンタルケア心理士になるのにかかる費用

メンタルケア心理士になるためにかかる費用は、講座受講費用とこころ検定の検定料、そしてメンタルケア心理士の資格登録料の3つで、合計で62300円です。

メンタルケア心理士取得までにかかる費用
  • メンタルケア心理士講座受講費用……49000円(税込)
  • 文部科学省後援こころ検定2級検定料……7700円
  • メンタルケア心理士資格登録料……5600円

 計62300円

なお、メンタルケア心理士講座受講費用に関しては、ヒューマンアカデミーの通信講座「たのまな」が提供しているものを基準に算出しています。

メンタルケア心理士講座のポイント

次に、メンタルケア心理士の資格を取得するにあたって、講座で勉強する場合のメリットなどを解説します。

特徴①:eラーニングで忙しい人でも無理なく学べる

講義は約5分間という短い動画のため、通勤時間などに無理なく学習することができます。

また視聴した履歴もしっかり残るので、学習の進捗や積み上げた時間が可視化され、モチベーションに繋がります。

なお、動画視聴に関しては講座本来の在籍期間である8ヵ月の2倍、16ヵ月までサポートするとのことです。

特徴②:確認問題・添削問題で知識を定着

メンタルケア心理士講座は通信制の講座ですが、完全に独学というわけではありません。

各動画コースの終わりで確認問題が用意されているほか、解答を提出して添削してもらえる添削課題も用意されています。

テキストや動画を見ただけでは定着しにくい内容も、問題を通して学びを深めることができます。

特徴③:メールカウンセリング実践プログラム付き

メールカウンセリング実技実践プログラム付きを申し込んだ人限定で、メールカウンセリングの第一人者の監修した教材をもらうことができます。

通常のカウンセリング実技実践プログラムもありますが、メールカウンセリングの実践というのがちょっと変わったところ。気になる方はぜひチェックしてみてください。

メンタルケア心理士の求人情報|就職に役立つ?

最後に、メンタルケア心理士の資格取得が就職などに役立つかどうか、チェックしていきましょう。

メンタルケア心理士の求人はなし

「メンタルケア心理士」と明言された求人は、基本的にありません。

これはメンタルケア心理士が技術的に不足しているといった理由ではなく、心理カウンセリングに関わる資格で公に認知されているのは、歴史もあり信頼感のある臨床心理士と、国家資格として加わった認定心理師ぐらいのもの。

それ以外の資格、特に通信講座を主体として取得する資格を単体で役立てるのは難しいところです。

履歴書に書くことはもちろん可能。関連業務で役立てよう

単体での活躍は難しいですが、メンタルケア心理士という資格を履歴書に書くことはもちろん可能です。

心理カウンセリングを主業務とするのではなく、その他業務の補助として心理カウンセリングの知識・技術を証明するものと考えておいた方がよいでしょう。

カウンセラーとしての開業は可能だけど心もとない

心理カウンセラーやコーチなど、カウンセリングスキルを活かして独立開業を目指す場合にも、メンタルケア心理士の取得は役立つでしょう。

カウンセラーはそもそも名乗るのに資格が不要なため、メンタルケア心理士を取得せずとも開業すること自体は可能です。

ただ、メンタルケア心理士を取得したからといって十分なカウンセリングができるかというと、さすがに心もとないと言わざるを得ません。

資格取得までに求められるのはあくまでも基礎的な知識が中心であり、開業する場合にはより具体的なカウンセリング手法などについては別途学ぶことをおすすめします。

まとめ|メンタルケア心理士が向いている人

メンタルケア心理士の資格概要や取得方法、講座の内容から求人情報までを解説しました。

メンタルケア心理士は、文部科学省後援のこころ検定における2級に該当する資格です。

メンタルケアカウンセラーを取得した人がステップアップとして取ってもよいでしょうし、多少自信のある方ならメンタルケアカウンセラーをはさまずメンタルケア心理士からチャレンジしてもよいでしょう。

ただ合格率は6割を切っていますので、不安な方はメンタルケアカウンセラーから挑むことをおすすめします。

なおヒューマンアカデミーの通信講座「たのまな」で提供されている講座の中には、メンタルケアカウンセラーとメンタルケア心理士をセットで受講できるW講座や、さらにメンタルケア心理専門士までカバーするトリプル講座などもあります。

ぜひあなたの目的にあった資格を探してみてくださいね。

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