メンタルケアカウンセラー®とは|資格概要から求人情報まで徹底解説

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この記事では、心理カウンセリングの入門にぴったりな資格「メンタルケアカウンセラー」について、その概要から資格取得方法、取得を目指すのにおすすめの講座や、さらに取得後の求人情報までを徹底的に解説します。

メンタルケアカウンセラー®とは

まずは、メンタルケアカウンセラーの資格概要についてです。

ストレスを軽減することで心の病気を未然に防ぐことができる

メンタルケアカウンセラーは、心理学の入門的な知識を身につけることで、ストレスなどが原因の心の病気を未然に防ぐといった目的で取得するのにぴったりの資格です。

考え方を切り替えることで普段の生活におけるストレスを軽減したり、コミュニケーションの質を向上させることで人間関係を改善したりといった、心理学の基礎的な知識と能力があることを証明することができます。

内容に対する信頼性も高く、「メンタルケア学術学会」「一般財団法人生涯学習開発財団」「一般財団法人ヘルスケア産業推進財」の3団体が認定している公的資格です。

メンタルケアカウンセラーとメンタルケア心理士の違い

メンタルケアカウンセラーに似た資格としてメンタルケア心理士、メンタルケア心理専門士といった資格があり、この3つの資格は主に専門性の高さに差があります。

  • メンタルケアカウンセラー:初級
  • メンタルケア心理士:中級
  • メンタルケア心理専門士:上級

メンタル系資格をひとつももっていない場合はメンタルケアカウンセラーから、1つ以上持っている場合はメンタルケア心理士以上を検討するとよいでしょう。

メンタルケアカウンセラー®の「®」って何?

ちなみに、「メンタルケアカウンセラー」という名称の隣に®が付いていますが、これは商標を示すものです。

単にメンタルケアカウンセラーと言った場合、職業としての心理カウンセラーと誤解する可能性があるため、資格について説明するときは分かりやすく「メンタルケアカウンセラー®」と表記しています。

ただ、必ず付けなければいけないものではありませんので、付いていないからといって疑ってかかる必要はありません。

なお当サイトでは見やすさを重視し、タイトルと見出しを除き、基本的に本文中では®表記を省略しています。

メンタルケアカウンセラーになるには

続いて、メンタルカウンセラー資格を取得するために必要な情報を解説します。

メンタルケアカウンセラーは「修了認定資格」なので講座受講で取得できる

メンタルケアカウンセラーは、指定の通信講座を受講し、その講座で課されたレポート試験に合格すれば取得することができます。

具体的には、講座受講中に出される4回の添削課題を一定水準以上でクリアすることができれば、メンタルケアカウンセラー資格を取得することができるんです。

なお、修了資格認定証発行には、別途5100円がかかります。

学習期間は3ヵ月。添削課題による認定なので試験日は関係なし

メンタルケアカウンセラー講座は、通信制でいつでも受けられる講座で、標準学習期間3ヵ月となっており、添削課題に合格さえできれば資格自体は取得することができるので、試験日等を気にする必要も特にありません。

なお講座の口コミを確認したところ、2020年1月28日時点で全109件のレビューが寄せられており、学習期間に関しては1~3ヵ月が62件、3~6ヵ月が21件、6ヵ月以上かかったというレビューは4件でした。

難易度は高くない。初心者の独学でも十分取得可能

メンタルケアカウンセラーの資格取得難易度はかなり易しく、心理系の知識が一切ない初心者が独学で学んでも、無理なく添削課題をクリアすることができているようです。

実際に受講しているのも初心者や未経験者が多く、経験者によるレビューの投稿は109件中たった8件しかありませんでした。

メンタルケアカウンセラー講座のポイント

ここからは、メンタルケアカウンセラーで学べる内容や評判などについて掘り下げてみていきます。

メンタルケアカウンセラー®講座|通信教育・通信講座のたのまな
メンタルケアカウンセラー®講座は、生活全般に広く活用できる知識が身に付き、自分のメンタルコントロールに留まらず、コミュニケーションの円滑化や対「人」へのメンタルケアに役立ちます。

文部科学省後援「こころ検定3級・4級」にも対応

メンタルケアカウンセラー講座では、メンタルケアカウンセラー資格だけでなく、文部科学省が後援となっているこころ検定の3級と4級に対応したテキストも学習することができます。

2つの資格・検定を網羅したカリキュラムで、「臨床入門」と「基礎心理学」をしっかりと学ぶことができるんです。

心理学を学び、心と向き合い、心を成長させる|文部科学省後援こころ検定
心理学を学び、心と向き合い、心を成長させる。メンタルケア学術学会主催文部科学省後援「こころ検定」では、心への段階的な関わりを、心理学に基づいた体系的な学習の検定を目的としています。

教材やカリキュラムを事前に確認できるのが嬉しい

メンタルケアカウンセラー講座の教材やカリキュラムについて、講座の説明ページで確認することができます。以下は、説明ページに記載された内容を参考に要約したものです。

教材と概要

メンタルケアカウンセラー®テキスト 3冊

  1. カウンセリングの基礎と、基本的な心理療法について学習
  2. フロイトやユングの心理学を中心に、心理学の基礎と歴史について学習
  3. うつ病や統合失調症といった精神障害や、ADHDなどの発達障害について学習

メンタルケアカウンセラー添削課題 4回

テキストごとの確認レポート3回と、修了認定テスト1回の全4回。

こころ検定®4級公式テキスト 1冊

基礎心理学の、学習・認知・生理・知覚・社会・感情・知能までの領域を学習します。

こころ検定®3級公式テキスト 1冊

基礎心理学の、発達・パーソナリティ・教育・適応・検査までの領域を学習します。

こころ検定®3・4級対応添削課題 2回

メンタルケアカウンセラーの求人情報は?就職に役立つ?

最後に、メンタルケアカウンセラー資格の取得が就職に役立つのかどうかについて、解説します。

求人はゼロ。この資格だけで関連業務への就職を目指すのは難しい

求人情報は、まずないと言っていいでしょう。

そもそも心理カウンセラーという職業が資格を必要とせずに名乗れる仕事であるせいもあり、心理療法に関わる求人情報で記載があるのは、古く信頼性のある「臨床心理士」か、国家資格として生まれたばかりの「公認心理師」のどちらかです。

そのため、メンタルケアカウンセラーに限らず、通信講座で取得できる資格だけで直ちに就職するのは難しいと考えた方がよいでしょう。

履歴書に書くことで心理的知識があることを証明できる

資格単体で就職を目指すのは現実的ではありませんが、現在の勤め先や、あるいは転職・復職をする際などに、履歴書に書くことで「心理的な知識があることの証明」として使うことは可能です。

どの程度加味されるかは企業によりますが、働く人のメンタルケアやストレスケアについて注目度が高まっていますので、ストレスの原因やその緩和方法などについて体系だてて学んでいる人は、重宝される可能性も高いでしょう。

特にマネージャー層などの場合、部下の悩みを安心して聞けるというのは一定の信頼感があります。

ただ、メンタルケアカウンセラーではセールス方面の心理テクニックは学べませんので、営業的な需要は期待しない方がよさそうです。

カウンセラーとして開業する場合も特に問題なし

求人情報はありませんが、心理カウンセラーは資格なしで開業できる仕事なので、メンタルケアカウンセラーで最低限の知識を修めた段階で開業するということもできます。

ただ「可能」というだけで、実際にカウンセリングをやっていけるかというとそれは保証できません。

カウンセリングの手法は数多くありますが、ひとつひとつにそれなりの歴史があり、少なくとも関連書籍を1冊読み込む程度の勉強はしなければ、十分にその手法でカウンセリングを行えるようにはならないためです。

開業すること自体は可能でも、メンタルケアカウンセラーを取得しただけでカウンセラーを自信を持って名乗れるかというと、それは難しいでしょう。

まとめ:メンタルケアカウンセラーが向いている人

今回は、メンタルケアカウンセラーという資格の概要と、取得するために必要な情報、また取得後にどのように役立つかなどについて解説しました。

まとめると、メンタルケアカウンセラーはこんな方におすすめの資格です。

メンタルケアカウンセラーが向いている人
  • カウンセリングや心理学に興味がある
  • 仕事や私生活の中で心理的な問題に関わる機会が多い
  • 自分や周囲の人のストレスを軽減したい
  • 心理・メンタルヘルス系の資格を1つも取得したことがない
    ⇒すでに取得したことがある場合は、上位資格の メンタルケア心理士 の検討をおすすめ
  • 心理・メンタルヘルス系の書籍(学術書)を1冊も読んだことがない
    ⇒1冊でも読んだことがある場合は物足りなく感じる可能性アリ
  • 資格を取得して箔を付けたいというより、一定の知識を学びたい
    ⇒資格そのものの権威性はあまり期待できないので
  • 自分のペースで勉強したいがモチベーションが続くか不安
    ⇒添削課題などが何気にモチベーションに繋がります

当てはまる方は、ぜひ取得を検討してみてはいかがでしょう。

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