自分にしかできない仕事をしたいなら「信用」を貯めよう

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誰にでもできる仕事で消耗したくない。自分にしかできない仕事にコミットしたい。そんなあなたに、同じ悩みを抱えていた立場から解決策を提案します。

結論から言ってしまうと、自分にしかできない仕事をするためには、「信用を貯める」しかありません。というわけでこの記事では、自分にしかできない仕事をするために信用を貯める必要があるのはなぜか、そして信用を貯めるためにはどうすればいいかを解説します。

自分にしかできない仕事とは

そもそも、自分にしかできない仕事ってどんな仕事のことなのでしょうか。自分にしかできない、ということは、まだ誰もやったことがない仕事、ということになります。

では、その仕事はなぜ誰もやったことがないのでしょうか。

その理由は、

①難易度が高くて誰にもできないから
②まだ誰も思いついていないから
③誰にとっても価値がないから

の大きく3つです。

①難易度が高くて誰にもできない仕事

「これをやったらすごいことになりそうだけど、まだ誰にもできていない」

そういう仕事はたくさんあります。

たとえば、「ロケットを飛ばしたらすごいことになりそう」なんて想像するのは簡単でも、実際に飛ばすのはめちゃくちゃ大変ですよね。

こういう難しい仕事ができる人は、いったいどんな人なのでしょうか。難しい仕事は大前提として人の協力が不可欠なので、協力する側の立場から見て「どんな人なら任せられるか」と考えてみても良いかもしれません。

難しい仕事は、実績や肩書のある人に任せるのではないでしょうか。確実に成功するかどうかはわからなくても、「この人がやってダメなら仕方ない」と思える人に任せるはずです。

というわけで難易度が高い仕事をやるためには、実績や肩書が必要になります。

②まだ誰も思いついていない仕事

まだ誰も思いついていない仕事は、当然ですががんばって思いつくしかありません。しかし思いつけばいいかというとそんなこともなく、思いついたとしても難易度が高ければ実行することができません。

いまの世の中、まっさらなオリジナルのアイデアなんてまずないですし、誰にでもできるアイデアなんてもっと転がっていません。誰も思いついていない仕事は、そのまま難易度が高い仕事でもあるのです。

そのため、アイデア力を鍛えるとともに、それを実行するだけの力を身につけなければいけません。というわけで、結局アイデアで勝負するためにも最低限の実力が必要なんです。

③誰にとっても価値がない仕事

難易度が高いわけでもなく、誰かが思いついていそうなのにも関わらず誰もやっていない仕事があったら、それは高確率で誰にとっても価値がない仕事です。

価値がない仕事は、もちろんどれだけ頑張っても価値がないので無駄です。ただこれに関しては、本当に価値がないかは分かりません。誰もやっていないので。

いまどき誰が何にお金を払うかは分かりません。一昔前は何の価値もなかったことが、今だからこそ価値を生む、なんてこともあります。目標へ挑戦する様子をドキュメンタリーにしてベーシックインカムを得ようというプロジェクトもあるくらいですから、何が価値を生むかは分かりません。

BasicIncome Cinemas
ベーシックインカムを支給するドキュメンタリー番組

もしも、「世の中的には認められていないけれどこれは絶対に価値がある」というアイデアがある場合は、クラウドファンディングで募ってみるといいんじゃないでしょうか。

とはいえ、クラウドファンディングできちんと支援を集めようと思ったら、やっぱり分かりやすい実績か、実績なしでも支援を集められるだけのセールスセンスが必要です。

自分にしかできない仕事=①②③の掛け合わせ

結局、自分にしかできない仕事をするためには、実力・実績・肩書・アイデア、いずれか、あるいは複数が常人よりも並外れていないといけません

どれぐらい並外れていないといけないかというと、他の人が真似をできないレベルで並外れていないといけません。

どんな分野で探すかにもよりますが、実力も、実績も、肩書も、アイデアも、どれか一つだけだったとしても他人が真似できないレベルで並外れたものを手にするのは、それこそ並大抵のことではないですよね。そういうわけで、自分にしかできない仕事なんて(普通の人には)ないんだよ、というのが一般論でした。

しかし、これはあくまでも今までの枠組みで考えていた場合の話です。冒頭でも言った通り、信用さえ貯めることができれば、自分にしかできない仕事を見つけることはできます。

信用を貯めるってどういうこと?

先ほども少し触れましたが、クラウドファンディングが一般化したことによって、信用さえあれば「自分にしかできない仕事」を実現することは決して不可能ではなくなりました。

でも信用を貯めるってそもそもどういうことか、いまいちピンと来ない方も多いと思うので、具体的な貯め方に入る前にちょっと例を説明したいと思います。

信用を貯めて生きている人の例

ホームレス小谷、という芸人さんがいます。この人はキングコング西野さんのブログなどで度々登場するのですが、「信用を貯める」を体現していて、自分の1日を50円で売って生活しています。

1日50円しか稼げないので毎日働いても月収1500円しか稼げないのですが、小谷さんは元気に生きています。なぜそんなことが成立するのでしょう?

このからくりは、できればキングコング西野さんのブログで直接読んでいただいたほうが分かりやすいと思うのですが、一応ざっくり要約してみるとこんな感じです。

「50円というタダ同然の金額で1日中一生懸命働いてくれた人」に対して、依頼者も食事ぐらい提供せずにはいられず、なんならお酒も振舞ったりして、また何かの機会に小谷さんがお金で困っていたら支援して……と、ついついお金を支払いたくなってしまうそうなんですね。

正直、分かるような分からないような、です。頭では分かっても、実行できるかと言ったらなかなか……とは思いますが、クラウドファンディングのおかげでこういう活動が可能になったことは事実です。そしてこちらが該当の記事です。興味のある方はぜひ読んでみてください。

西野亮廣『日本のホームレスがニューヨークで個展を開催し、大盛況!』
ホームレス小谷と出会ったのは6~7年前。大阪でおこなった僕のライブを観に来てくれた後輩達との打ち上げの席に紛れこんでいたと記憶しています。当時、彼は「売れない…

「元を取ろうとしない」ということ

自分なりに「信用を貯める」という言葉を言い換えるならば、それはおそらく「元を取らない」「元を取ろうとしない」ということなのではないかなと思います。

ギブアンドテイクではなく、ギブアンドギブ。とことん与えるという精神で接する人を、人は信用し、結果的にお金を払いたくなるのかもしれません。

信用の貯め方

では肝心の、信用をどうやって貯めるのか、その方法について考えていきたいと思います。

時間を使って信用を稼ぐ

ホームレス小谷さんがやっているのがこれですね。人間にとって有限なものである時間を誰かに奉仕することによって、結果的にお金などではそう簡単に買うことのできない信用を得ることに成功しています。

一見誰にでもできる方法に思えますが、問題点があるとすれば、コミュニケーション能力に依存する部分が非常に大きいという点でしょうか。人と関わる中で信用を稼ぐことになるので、人と話すのが苦手というにはちょっとハードルが高いかもしれません。

お金を使って信用を稼ぐ

お金にある程度余裕のある人なら、お金を使うことで信用に繋げるというのも手です。借金履歴のことを信用情報といったりするように、お金と信用は非常に密接にかかわっています。お金は信用を持っているので、そのお金を支払うことによって、信用を稼ぐことも可能です。

ただしこれも簡単なようで難しいのが、品のあるお金の使い方をしなければかえって逆効果になりかねないという点ですね。

付加価値を活かして信用を稼ぐ

もっとも確実なのは、付加価値を活かして信用を稼ぐという方法です。付加価値とはつまり、その人にしかできない技術であったり、その人しか持っていない知識であったり体験談であったりといったものを提供するということです。

付加価値を提供することが可能ならこれがもっとも確実に信用を稼ぐことができますが、しかしこの方法が取れるならはじめから自分にしかできない仕事を見つけているも同然なので、今回のテーマからは外れてしまいますね。

付加価値を見つけたい人にはコーチングもおすすめ

自分の付加価値を何かしら見つけたいという場合には、コーチングなどを受けてみるのもいいでしょう。今すぐでなくとも、伸ばしやすい付加価値を見つけるといった目的での利用もおすすめですよ。現在はオンラインで受けられるものもあるので、一度試してみてはいかがでしょうか。

性格特性診断に基づいたコーチング|目標を明確化して行動につなげる
cotreeのアセスメントコーチングでは、あなたの特性を客観的に理解でき、具体的な目標設定・行動計画へとつなげていきます。コーチと対話しながら継続的な行動と振り返りを通して、自分にあった方法で目標に近づけます。

しかし1回あたり1万円弱とけっして安い金額ではありませんので、お手軽に自分でコーチングをやるセルフコーチングに興味がある方には下記の記事がおすすめです。なお、 そもそもコーチングってなんだろう?という方はさらにその下の記事から確認してみてくださいね。

まとめ

自分にしかできない仕事を見つけるためには、飛びぬけた技術や実績を持つ以外には信用を貯めるしかありません。そして信用を貯めるためにわたしたちができそうなのは、時間かお金を信用に換えていくという方法くらいしかないようです。。

自分にしかできない仕事を見つけるのはなかなか難しそうですが、しかし決して不可能なことではありません。むしろこれからの世の中では、「自分にしかできない仕事をいかに作っていくか」というのも問われています。わたしもホームレス小谷さんを見習って、チャレンジしていきたいと思います。

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