HSPの妻と暮らして分かったHSPの長所【仕事で活かせる強みも】

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繊細で敏感な感性を持つHSPは、人間関係などで悩みを抱えやすくどうしても生きづらさを感じてしまいがち。でも、HSPの妻を持つ夫としては、妻のHSPらしい部分に救われている部分もたくさんあるんです。

そこで今回は、HSPで悩んでいる方に向けて、HSPの妻を持つ夫の目線からHSPの長所を紹介します。一見短所に思える部分も見方を変えれば長所になりますし、仕事で活かせる強みもたくさんありますので、自信を無くしている方はぜひ参考にしてもらえると嬉しいです。

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HSPの妻の長所

それでは早速、HSPの妻と暮らして日ごろ実感する長所を紹介していきます。

繊細で敏感だからこそ吸収力・記憶力がある

とにかく吸収力と記憶力があるなと感じます。

本やアニメなどの内容を記憶しているだけでなく、日ごろ発した何気ない言動を覚えていて、「よくそんなこと覚えてるね」とつい言ってしまうこともしばしば。

そして、私の言葉をきっかけに大きな決断をすることも珍しくありません。

もっとも大きかったものでは、会社員からフリーランスへ転職したこともあります。

HSPは非HSPに比べて深い洞察力と共感力を持っていて、他者の影響を受けやすいからこそ、身近な人間のいろんなものを吸収するのでしょう。

刺激を受けやすいのは弱点のように思われるかもしれませんが、「自分の代わりに覚えていてくれる」ということであり、パートナーにとってはとても嬉しい一面でもあります。

悪い影響を受けやすい、と感じているとしたら、それはHSPであるあなた自身が変わるのではなく、周囲の付き合う人を変えることで好転するかもしれませんよ。

純粋で素直、子どものような無邪気さがある

喜び方がすごく無邪気で、プレゼントや手紙を贈ると子どものように喜んでくれます。

これも前項に近いですが、吸収力があるのも、きっと純粋で素直だからなんですね。

HSPの人は一度信頼した人に対して心を開きやすく、よくもわるくも言葉を言葉のまましっかり受け止めます。

そのおかげで、パートナー目線では「下手なことを言っちゃいけないな」と自分を律する場面も多く、「もっと疑って!」と思うときもあります(苦笑)

私はHSPと非HSPのちょうど中間ぐらいの感性なので、うっかりすると誤解させかねない言葉を使ってしまいそうになるのはやや不安ですが、反応がダイレクトに返ってくるというのは素直に嬉しいものです。

他人の痛みを理解できるからこその優しさがある

HSP特有の共感力の強さと感覚の敏感さによって、肉体的な痛みも精神的な痛みも理解できるからか、自分がされて嫌なことは他人にしない優しさを持っています。

言葉のうえでは当たり前のマナーのように感じるかもしれません。

でも非HSPからすると、「想像すらしなかった」形で人を傷つけていることって少なくなくて、それをさらっと回避する姿はとても素敵だなといつも思います。

だからこそ心ない言葉で傷つけられることも多いと思いますが、HSPは誰よりも人を傷つけない優しい人であることにぜひ自信を持ってほしいです。

自信がないからこその丁寧さ、謙虚さ、誠実さ、まじめさを持つ

とても丁寧で、謙虚で、誠実で、まじめです。

HSPの人って自己肯定感が低いとよく言われますが、厳密に言うとこれは「自信が低い」状態で、いわゆる根拠のない自信を持つのが苦手なんですね。

なぜなら、「できる根拠」よりも「できない根拠」に目が向いてしまうから。持ち前の敏感さで、それに気が付いてしまえるから。

でもこの特性って、考えようによっては素晴らしい長所でもあって、妻の場合はライターをやっているので原稿を提出するんですが、提出前に必ず見直しをするんです。

これって実はすごいことで、私は編集者なので普段は提出される側なんですが、細かいチェックをせずに出す人って少なくありません。

だからこそ、細かいところまでチェックした原稿って、見ればすぐにわかるんです。

自分に自信がないからこそ弁えているのは、HSPならではの強みではないでしょうか。

ささいなことに気が付く直感と、本質に気が付く直観がどちらも鋭い

HSPの長所としてよく言われる、気が付く能力。これは本当に感度が高いなと日々感じます。

たとえば、ミステリーもののアニメやドラマをいっしょに観ていると、「こいつが犯人だ!」といきなり言い当てたりします。

「どうせただの勘でしょ」と思って理由を尋ねると、そこまで張り巡らされてた伏線をびっくりするくらいきちんと覚えていて、なぜかそういうときは説明も理路整然としていたり。

非HSPからすればもはや超能力に近いときもあって、エンパスなどのスピリチュアル寄りの考え方が生まれるのも納得です。

ちなみに「直感」と「直観」は別物で、前者は本能的なもの、後者は理性的なもの、みたいな違いがある様子。

  • 直感:本能的「ピンと来る」「嫌な予感がする」など
  • 直観:理性的「このままだとよくない」などの経験則、未来視

直感はセンサー自体の感度の鋭さ、直観は深い洞察力から得られる未来視に近い思考のことですね。

HSPは深い思考が普段から根付いているので、瞬時に考えられるのでしょう。

本質的な深い話ができる

妻と結婚したいと思った一番大きな理由が、「とことん深い話ができるから」でした。

私は昔からめんどうな話が好きで、たとえば世間話の一環で哲学の話をしたりするんですね。あるいは、職場の飲み会で仕事の話を延々したり。

実際にそんなことをしたらめんどくさがられるのは百も承知なので、大人になってからはあまりそういう話はしないようにしています。

でも、妻はなんでも話を聞いてくれるし、同じ深さで物事を考えているので、いつも話が合って、ついついめんどうな話までしてしまうんです。

表面的で、薄っぺらい話が苦手な人にとっては、HSPとの会話はとても魅力的なものだと思いますよ。

知的好奇心が旺盛

話をしていて感じるのが、知的好奇心が旺盛だということ。知識に対して貪欲と言ってもいいぐらいですね。

私がどんな話をしても、興味津々で聞いてくれます。

「それは興味ない」と遮られたことは、一度もありません。たぶん。

もちろん、よく知らない話題に対しては「頑張って聞いてくれてるけどたぶんこれはピンと来ていないな」と感じるときはありますが、何でも話せるというのはありがたいものです。

絵が上手い

芸術的センスに長けたHSPの人は多いですが、妻の場合は、ちょっとしたキャラクターを描くのがうまいなぁと感じます。

子どものころから描きなれているというのも大いにありそうですが、描き慣れるまで描いてきたというのがやっぱり才能であり長所なのではないでしょうか。

時間があれば、このブログの画像も妻が直筆のイラストに差し替えてくれることになっているので、期待して待っています。

色彩感覚が優れている

色彩感覚もやはり違うなと感じます。

私自身の色彩感覚が乏しいので、具体的にどう優れていると表現するのは難しいのですが、たとえるなら4KとフルHDくらいの違いはあると思っています。

HSPの脳が、非HSPの脳に比べて過敏に反応しているのは研究結果からも明らかになっていて、つまり同じように見える色からも、どうやら異なる量の情報を受け取っているということ。

同じものを見て違うものを受け取れるのも、HSPの持つ立派な強みのひとつでしょう。

発想が突飛で枠に収まらないアイデアマン

とにかく発想がぶっとんでいて、話をしていると「え、そうくる?」の連続です。

もちろん悪い意味ではなくて、そういう視点があったのか、と気づかされる毎日。

それでいて、自分に自信がないのでアイデアに頼りきることもありません。

アイデアを持っているのに根っからの丁寧さや誠実さで下準備もかかさないなんて、仕事人として完璧じゃないでしょうか。

ただし、本人はそのアイデアにも自信がないので一人ではなかなか活躍できません。

誰かが背中を一押しするだけで、HSPは大活躍できるようになりますよ。

創造性があってクリエイティブな作業が好き

創造性があるだけでなく、クリエイティブな作業そのものを楽しめるというのもHSPの大きな長所です。

クリエイティブな作業って何かというと、文章書いたり絵を描いたりデザインをしたり……が分かりやすいところですが、これは家事にも当てはまります。

たとえば我が家では、料理は妻の仕事。

他の「流れが決まりきった家事」はまったく苦じゃないので私にもやれるのですが、一から何かを作るクリエイティブな作業は、妻の方が得意だし楽しんでやってくれるのでお任せしています。

一から何かを生み出す作業って、苦手な人からするとほんとやりたくない作業なので、特に気にせずやれるHSPの方はぜひ率先してやってみてはいかがでしょう。

周りの人もきっと助かると思いますよ。

集中力がある

妻と生活していると集中力があるなーと感じるのですが、HSPの特徴としては逆に感じる人もいるかもしれません。

HSPは感覚が鋭すぎるので、ささいな音や光に反応してしまってなかなか深く集中できないとも言われているためです。

ただこれは、「深く集中するとささいな出来事に死ぬほどびっくりしてしまうので集中しないようにしている」という側面もあるよう。

だから、自宅などの安心できるスペースさえあればかなり集中できるんです。

反対に、図書館とかの一般的な集中スペースでは知らない人が多すぎて集中できません。でもカフェはいけるらしいです。よくわかりませんね。

ともかく、「意図せず集中しちゃう性質」はいわばゾーンに入りやすいということでもあって、集中を乱す心配のない環境さえ整えれば、最強の生産性を発揮できるのがHSPの強みです。

まとめ

今回ご紹介したのは、あくまでも私が妻との生活で感じたHSPの長所です。

そのため、当てはまらないHSPの方も多いと思います。ただ少なくとも、HSPという気質に対してこれだけ「素敵だなぁ」と感じている人間がいるのも確かです。

HSPが原因で生きづらさを感じている、という方は、ぜひ長所や強みを活かせる環境に身を置きましょう。妻も、会社員をやめてフリーランスになってからとても生き生きしているように感じます。

また、身近にHSPがいるという方は、こういった長所があることを理解して、長所や強みを活かす方法がないか考えてみてください。

適材適所、強みを活かした作業を任せることで、お互いにより幸せになれると思いますよ。

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