【初心者向け】SEO記事を書く手順【テンプレ・使用ツールも解説】

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これまで数千記事のSEO記事制作に携わってきたSEO担当者である私が、SEO記事を書く基本的な手順を解説します。

あくまでも基本的な解説なので、すでにSEOについてある程度知識がある人には物足りないかもしれません。

その代わり、一般的なSEO対策ではあえて説明しないような、基本中の基本を解説した初心者向け記事となっています。

紹介するツールはすべて無料のものなので、ゼロからブログ記事をSEO対策していきたいという方にもおすすめです。

SEOを理解できているライターはまだまだ少ない

私はこれまで、企画だけなら3,000本以上のSEO記事に携わってきました。自分でライティング・編集した記事に限定しても、1,000本は下らないと思います。

そんな中で感じるのは、SEO対策を理解できているライターはまだまだ少ないということです。

裏を返せば、SEO対策を理解するだけでまだ単価を上げていく余地があるということでもあります。

私自身は、ひとつのメディアでずっと書き続けてきたわけではなく、ジャンルもばらばらでした。

金融・節約・税法といったお金関連から、ペット・料理レシピ・DIYなどの生活関連、家電やコスメなどの商品紹介系に、育毛剤・発毛剤といったアフィリエイト商材など、幅広く取り組んできました。

幅広く取り組めたのは、SEOの本質がどんなジャンルであっても変わらないからです。

今回解説する手順に則って経験を積み、自分がやりやすい方法にカスタマイズしていくことで、SEOへの知見が深まっていくと思います。

SEO記事を書く手順

それでは早速、SEO記事を書く手順の解説です。

①書く記事を思い浮かべる

まず初めに、どんな記事を書くのか思い浮かべてください。

この段階ではツールなんて使う必要ありません。慣れてきたらマインドマップなどを使って可視化してもいいですが、初めのうちはそれすら邪魔になります。

もっとぼんやりと、普段読んでいる記事とか、理想とする記事とか、なんでもいいです。

時事ネタなのか、レビュー記事なのか、How To記事なのか、日常記事なのか。

この段階では、本当にイメージで十分です。

ある程度の形、あるいはタグ、カテゴリ、それだけでいいので、何かを調べ始めたりする前に、ちょっと想像してみてください。

②狙うクエリ(キーワード)を探す

イメージが浮かんだら、その記事の形にマッチするクエリを探していきます。

クエリとキーワードの違い

「クエリってなに?」という方のために簡単に説明します。

クエリとは、ひらたくいってしまえばSEOで狙うキーワードのことです。

SEO記事制作でクエリと言った場合は、ほぼキーワードと同義に捉えておけば大丈夫でしょう。

厳密には、クエリは「ユーザーが検索窓に打ち込んだキーワード」のことで、SEO対策するときには「クエリがあるかきちんと確認してから記事を作ろう」などと使ったりします。

Ubersuggestで検索ボリュームを見る

「これかな?」と思うクエリを見つけたら、Ubersuggestというツールで大まかな検索ボリュームを見ていきます。

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検索ボリュームは、月間で何回そのキーワードが検索されているかを表した数値で、これが多ければ多いほど、検索上位表示されたときの流入数が多く見込めます。

ただ、検索ボリュームが大きいキーワードほど大きな企業やメディアがお金をかけて対策しているので、初めのうちは月間検索ボリューム100前後くらいを目安に狙ってみるといいと思います。

キーワード単体では100だったとしても、周辺キーワードで上位表示されれば月間PVは1,000を超えたりします。

たとえば当ブログのHSPの妻との接し方の記事は、Ubersuggestで「HSP 妻 接し方」の検索ボリュームを見ると「40」です。(VOLが月間検索ボリューム)

Ubersuggestの使用例

しかし実際には、この記事は「HSP パートナー」「HSP 付き合い方」など周辺キーワードでも上位表示されているので、結果的に月間PVは1,000を超えています。

③関連キーワード(サジェスト)を確認

狙うクエリが決まったら、次にそのキーワードと一緒に検索されている関連キーワード(サジェスト)を確認しましょう。

個人的におすすめのツールは、関連キーワード取得ツールです。

関連キーワード取得ツール(仮名・β版)

他にもちえのわ!omusubikyesearch Betaなど、視覚的に見やすいツールはいろいろあるんですが、慣れてくると最終的にこれに落ち着く印象です。

サジェストは、Googleなどで検索するときにでてくる予測変換のことで、このキーワードをきちんと盛り込むことでより読者が求める記事に近づけることができるんです。

想定した記事に明らかに関係のないものは省く

関連キーワードを抽出したら、それをひとつずつじっくり見ていきましょう。

自分が狙おうとしているクエリと明らかに関係のないキーワードが混ざっている場合は、この段階で省いてください

関連キーワード取得ツールの使用画像

例:「HSP 接し方」のサジェスト→「HSPの妻との接し方」を書こうとしているのに、夫や子どもとの接し方まで書くとコンテンツの方向性が変わってしまうため省く、など

またこのとき、キーワードを見ただけでは何を検索しているのか分からない場合は、実際に一度検索してみることがとても重要です。

検索結果を見ることで、意外なニーズに気づけることも多いですよ。

④サジェストやテンプレをもとに構成を組む

関連キーワードを絞り込んだら、これを見出しに盛り込みながら構成を組んでいきましょう。

構成はいわば設計書であり手順書になるもの。構成を考えずに書き出す方も多いですが、丁寧に構成を組むことが良い記事への近道です。

ただ、前項で挙げた月間検索ボリューム100前後を目安として狙うクエリを選んだ場合、サジェストがあまりないことも多いと思います。

そうした場合は、下記の「記事の基本形」を元に構成を考えてみてください。

レビュー記事のテンプレ

①商品・サービスを利用した理由・きっかけ
②商品・サービスを利用した感想・具体的な変化
③商品・サービスのおすすめポイント
④商品・サービスの注意点
⑤まとめ(購入方法など)

ハウツー記事のテンプレ

①解決できる悩みの提示
②必要な道具・所要時間・費用などの提示
③具体的な手順(道具を用意する方法なども含む)
④まとめ(記事の要約)

案内記事(お店などのスポット紹介)のテンプレ

①お店・場所のおすすめポイント
②お店・場所の基本情報(料金表など)
③目的地までのルート・所要時間・費用の提示

見出しは「h4」まで考えられると理想的

これらを最低限カバーしていない記事は、読者にとって参考にならないことが多いので注意しましょう。

なお構成を考えるときは、h2見出し・h3見出しはもちろん、h4見出しまで考えておくと、執筆がスムーズです。

3つの型を扱えれば、Googleが公表している「4つの検索意図」をすべてカバーできます。

参考4つの検索意図とは

理想どおりの構成ができたら執筆。できなかったら原因を究明

理想の記事に近い構成ができたら、いよいよ執筆にとりかかりましょう。

なお、この段階ですでに理想とかけ離れている場合は、その原因をきちんと分析しておくこと。

最初の理想像があいまいだっただけか?

リサーチするうちに月間検索ボリュームの大きさに引きずられて狙うべきクエリを見誤ったか?

サジェストを見ているうちに自分の思った記事構成からかけ離れてしまったか?

リサーチやキーワード選定を無理にやり直す必要はありませんが、原因を理解しておくことはとても重要です。

ここで振り返らないと、次回も同じ失敗をします。心を鬼にして、自分が作った構成へダメ出ししましょう。

⑤構成に沿ってひたすらライティング

あとは構成に沿ってひたすら書いていくだけですが、この「書いていくだけ」が結構曲者です。今回は、私が普段意識しているSEO記事を書くコツもご紹介しておきます。

はじめは細かいリサーチをせずにノリで書く

まず、文章は何回かに分けて書いていくことを意識してください。

いきなりディテールにこだわらないように注意しましょう。

粘土細工や木像を彫るような要領で、1回目は大枠を作り、2回目でだんだん輪郭が見え始めて、3回目でおおよその形が整って、4回目でディテールを彫り込んでいく、といった具合です。

執筆で言うと、はじめのリサーチ~構成案作成までが1回目か2回目の彫りにあたります。

まだディテールを彫り込むにはちょっと早いので、まずはおおよその形を整えるくらいのつもりで書いてみてください。

h2h3単位でターゲットKWを決めてリサーチ

記事全体のリサーチだけでなく、各見出しごとにターゲットとするキーワードを決めて、それぞれのサジェストや検索結果をリサーチすることも大切です。

たとえばこの見出しなら、「SEO 書くコツ」などでリサーチして、検索上位を参考に情報を盛り込んだりします。

ただ今回の場合はそもそも、「こういう情報見かけないな~」というのをまとめるために記事化したので、あえてリサーチはしないで書きました。

SEOというと情報を盛り込むことが正義と思われがちですが、実はそういう取捨選択こそ重要だったりします。

使うツールはシンプルなメモ帳がおすすめ

短時間でサクサク書くために大切なことは、迷わず書き切ることです。

迷いをもたらす要素はできる限り排除したほうがいいので、執筆を効率化したい方にはメモ帳などの文字装飾ができないシンプルなツールをおすすめしています。

Wordなどのソフトや、WordPressなどのCMSに直接書き込んでしまうと、執筆しているときに「太字はどうしよう」「画像はどうしよう」「ここでリンクがあったほうが……」など悩むポイントが多く非効率です。

どうも執筆が早くならないという方は、騙されたと思って試してみてください。

私は普段から作業記録をSlackに残すようにしていて、構成案やリサーチ、初稿の原稿などもSlackでタイトルごとにスレッド化して管理しています。この方法なら執筆にかかった所要時間も可視化できるんです。

⑥文章を見直しつつ画像を挿入

最後に、文章を見直しながらフリー素材の画像を差し込んでいきましょう。

フリー素材画像は、「O-DAN(オーダン)」が便利です。

日本語を入力すると英語に変換して、各種フリー素材サイトからヒットする画像を表示してくれます。

このときあるあるなのが、「入力した日本語と変換された英語に乖離があって、適切な画像が見つからない」という状況です。

適切な画像が見つからないときは、iStockなどの有料フリー素材サービスで検索して、イメージに近い画像をクリックしてみてください。

すると、「説明」「タグ」「キーワード」などが表示されると思いますので、そこに記載された言葉から逆算すると、O-DANで適切な画像を見つけやすくなります。

なお、有料素材が使える場合や、自前で撮影した画像などがある場合はもちろんそちらで大丈夫です。フリー素材のほうがSEO的に有利とかそういうことはないのでご心配なく。

まとめ

以上、SEO記事を書く基本的な手順と、使うツールやテンプレをご紹介しました。

あらためて、SEO記事を書く手順は次の通りです。

①書く記事を思い浮かべる
②狙うクエリ(キーワード)を探す
③関連キーワード(サジェスト)を確認
④サジェストやテンプレをもとに構成を組む
⑤構成に沿ってひたすらライティング
⑥文章を見直しつつ画像を挿入

ツールは3つ使いました。

  • Ubersuggest
  • 関連キーワード取得ツール
  • O-DAN

SEOのテクニックはそんなに複雑なものではなく、経験がものを言う世界です。

どんなに本などで学んでも頻繁にアップデートされるので、あまり実効性がありません。今回の手順を参考に、ぜひ自分で記事を作って知見を深めてください。

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