【夫婦円満と紙一重?】共依存夫婦にならないために気を付けたいこと

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夫婦仲良しで、何をするにも一緒。でも、これだけ長い時間いっしょにいると共依存になってしまうかも……と不安になったことはありませんか?

夫婦でフリーランスになってから妻と過ごす時間が長くなったというか、妻としかいっしょにいない現状がちょっと不安になってきたので、共依存夫婦にならないために気を付けるべきことについて調べてみました。

夫婦円満だと思っていたけど、ひょっとしてこれって共依存……?と不安を感じている方は、ぜひ参考にしてください。

共依存とは

共依存とは、お互いに依存してしまい相手なしではいられない状態のことを言います。

下記は、簡易的な共依存のチェックリストです。

明確な定義があるわけではないですが、これらにすべて当てはまる場合は気を付けたほうがいいかもしれません。

  • 相手に尽くしすぎる
  • 相手の機嫌や気分に敏感
  • 常に連絡していないと落ち着かない
  • 束縛し合っている
  • 「自分がいないとパートナーは生きていけない」と思っている
  • 「自分はパートナーがいないと生きていけない」と思っている
  • 相手も自分に依存してほしいと思っている
  • すべて自分が悪いと思っている
  • 断ったら嫌われると思っている

ただし、少しでも当てはまったらただちに共依存、というわけでもありません。

人と人は少なからず依存しあうものなので、「依存が原因で苦痛を感じているかどうか」をひとつの目安にするといいでしょう。

皆さんひとつくらいは当てはまるんじゃないでしょうか。

共依存になる原因

お互いに依存しあってしまう原因はいくつかあります。

親からの過保護な教育

共依存になってしまう人の中には、親子関係がすでに共依存関係にあった、という人がたくさんいます。

それは、親に過保護に育てられた人です。

親が子どもを過保護に育てると、子どもは親がいなければ生きられなくなってしまいます。

それだけでなく、親もまた子どもが生きがいになり、子どもなしでは生きられなくなってしまうんです。

そんな親子関係で育った人は、共依存関係こそが愛のあるつながりだと思い込んでしまいます。

そして、好きなら束縛して当たり前、尽くして当たり前、むしろ好きだからこそ依存するのだ、と考えてしまうようになるんです。

他者評価に依存している

これも親との関係に起因します。

親から、同年代の子や兄弟などと頻繁に比べられてきた人は、他者評価に依存してしまう傾向があります。

「あの子よりできた」「あの子の方がすごい」という相対評価にさらされ続けた結果、自分のしたいことを見失い、自分を評価してくれる人のために尽くすようになるんです。

誰かの役に立ちたい、誰かに認められたい、という気持ちが原動力になる人も、他者評価に依存している傾向があるといえるでしょう。

依存することで不安を和らげたい

仕事で責任が大きくなったり、子どもが生まれたりなど、環境の変化によって一時的に不安が増大すると、その不安を和らげるために依存しようとします。

この傾向は、お酒やタバコ、甘いもの、ジャンクフードなどに置き換えるとわかりやすいかもしれません。

ついついお酒を飲んでしまう、という感覚と、パートナーに依存する原因はとても近いものなんです。

共依存の問題点

共依存になると具体的にどんな問題が起こるのでしょうか?

子どもや周囲の人を敵対視する

自分たち以外の世界は全て敵のように感じられ、周囲の人はおろか、自分で産んだ子どもやペットまでライバルとして敵対視するようになってしまいます。

暴力や暴言を吐くようになる

この人になら何でも言っていい、何をしてもいい、と思い込み、暴力や暴言をあびせるようになります。

厳密には、何を言ってもいいと思っているのではなく、ひどいことを言っても離れていかない、ということを確認して安心感を得ているんです。

自分を大事にできなくなる

自分よりもパートナーが優先になるので、自分の体を壊してでもパートナーに尽くそうとします。

あるいは、パートナーの気を引く手段として、自傷行為を選択する場合もあるでしょう。

いっしょにいても楽しくなくなる

共依存の一番の特徴は、「決して楽しくてやっているわけではない」という点です。

いっしょにいるのが当たり前、いっしょにいなければ落ち着かない、かといっていっしょにいても別に楽しくない。

どころか、お互いに傷つけあうことも多く、なぜ嫌な思いをしてまでいっしょにいるのか疑問になってくることでしょう。

タバコが体に悪いと分かっていてもやめられないのと同じで、共依存も「気づいたからやめられる」ほど単純なものではありません。

夫婦で共依存にならないために気を付けたいこと

夫婦で共依存にならないために気をつけたいことは次の5つです。

  1. 自立する。ひとりを恐れない
  2. とっさに謝らない
  3. 嫌なときは嫌と伝える。相手に合わせすぎない
  4. パートナーのために尽くすことをやめる
  5. 連絡頻度を意識的に減らす

順に見ていきましょう。

自立する。ひとりを恐れない

相手がいなければ生活困難になってしまうような状況は、たいへん危険です。

金銭的にも、精神的にも、最低限の自立を目指す必要があります。精神的な自立は一朝一夕では難しいですが、金銭的な自立は数字で分かりますので、比較的取り組みやすいといえます。

現在パートナーに金銭的に依存している場合には、まずは金銭的にひとりになっても大丈夫と言える状況を整えること。

また、時間的な自立も大切です。

共依存の状態では、ひとりになる時間が退屈で不安で仕方がなくなります。

裏を返せば、ひとりの時間を問題なく過ごすことができれば、共依存の可能性も避けることができるでしょう。

とっさに謝らない。代わりにお礼を伝えよう

つい「ごめん」と謝ってしまうことが多いという方は要注意。

これは共依存の考え方のひとつである「自分がすべて悪いと思っている」に当てはまります。

たとえば家事を代わりにやってくれたときに「当番を忘れてごめん」ではなく、「やってくれてありがとう」と、謝罪をお礼に変換するだけでずいぶん印象は変わりますよ。

嫌なときは嫌と伝える。相手に合わせすぎない

断ったら嫌われるかも、と恐れていたり、あるいは機嫌を損ねたくない、と気にするあまり、やりたくもないことを楽しむふりをするのはよくありません。

きちんと嫌なときは嫌と伝えて、相手に合わせすぎないことを心がけたいですね。

パートナーのために尽くすことをやめる

どんなにパートナーのためを思っていたとしても、尽くしすぎるのもよくありません。

尽くす行為は、これだけしてあげたのだから同じだけ返してほしい、という気持ちを芽生えさせる原因になります。

ただ、一切尽くしていけないわけではなく、「喜んでくれるからやる」と判断していたところを、「喜んでくれなくてもやる」と思えることだけやるようにすれば、ネガティブな方向にはいかないでしょう。

連絡頻度を意識的に減らす

常に居場所や行動を把握しないと気が済まないという人は、これはもうシンプルに連絡の頻度を減らしましょう。

減らすようにする、ではまず間違いなく減らないので、1時間に1回とか、お昼休みだけにするとか、明確に決めてしまったほうがお互いに気が楽になると思いますよ。

まとめ

特に親子関係が共依存だった人にとっては、共依存ではない家族関係の在り方がよくわからなかったりします。

もしあなた自身やパートナーが当てはまるようだったら、カウンセラーなどの専門家に相談してみるのも手です。夫婦専門カウンセラーなどもいますので、ひとつの選択肢として覚えておいてください。

なお、お問い合わせフォームからご連絡いただければ、私のほうでお答えできる範囲のことはお答えします。

自分の勉強として行なっているもののため、特に料金等はいただいておりません。もしよければご利用ください。

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